秋の味覚はやっぱりこれ!ドイツでも、いもくりなんきん。
秋と言えば、食欲の秋。
食欲の秋と言えば、、?
さつまいも、栗、かぼちゃです!!
どこにいてもやっぱり食べたい。
9月後半から秋の味覚をマーケットで目にすることが多くなりました。
10月に入ってからは本格的に旬を迎え、きのこ類、胡桃やピーナッツ、栗、そしてさまざまな種類のかぼちゃたちがたくさん並んでいます。
さつまいも
ドイツ語でさつまいもは、die Süßkartoffel。スイートポテトの意味。
さつまいもと言えば、わたしは紫の皮で中は黄色を想像します。
ドイツのスーパーマーケットに並んでいるのは、オレンジ色のさつまいも。
そして切ると中もきれいなオレンジ色です。
人参と一緒に煮物にすると見分けがつかないくらい。
食べてみると甘いですが、ほくほく、といったような食感ではなく、どちらかというとウリ科のような食感に近いと感じました。
秋になって以前より頻繁にさつまいもを見かけるようになった気がしますが、今が旬だ!というような顔は見せていません。
そしてご存じの通り?ドイツはじゃがいも大国。
さつまいもの肩身はかなり狭い(笑)
たくさんの種類のじゃがいもの隣に、ポツンとさつまいもが一種類と並んでいます。
少し寂しそう、、
友人によると、近年になって少しずつ人気が出てきているらしい。
以前ハンバーガーレストランでサイドメニューの選択肢にさつまいものフライドポテトをいただきました。
さつまいもを好む人も増えてきているようです。
栗
ドイツで手に入るのは、マロンと呼ばれる西洋栗です。
天津甘栗よりは大きく、実は黄色をしています。
スーパーマーケットでばら売りにされていたので買ってみました。
皮に十字に切り込みを入れて、200度に熱したオーブンで焼くこと20分。
切り込みを入れた部分の皮がめくれてきます。
ほんのり甘くてほくほく!どこでも栗は秋の味です。
ちょうどよい食感だったので、20分以上焼くと水分が失われて固くなってしまいそうです。
注意点がひとつ!!
オーブンで焼く際は必ず切り込みを入れること!!
そのまま焼くと爆発します!
わたしは天津甘栗の感覚で、焼いた後に爪で皮をむくことができないかと思い、一粒だけ切り込みを入れずに焼いたのですが、、
見事に粉々になりました、、ごめんね。
絶対に切り込みを入れてください!!
かぼちゃ
わたしがドイツに来て一番最初に直面したカルチャーショックは、かぼちゃが秋にしか売られていないこと。
春にかぼちゃが買いたいと思ったとき、スーパーマーケットで見つけることができず、かぼちゃ好きのわたしとしてはショックもショック、大ショックでした。
もちろんかぼちゃの旬は秋ですが、日本だとほとんど年中普通に買うことができるので、この違いは想定外でした。
ドイツでは、旬以外の時期にかぼちゃを売るほどの需要がないとか。
柿は年中売っているのになぜかぼちゃは、、、と思いますが、食文化の違いを実感しました。
今の時期はかぼちゃがたくさんスーパーマーケットに並んでいるので、思う存分楽しみたいと思います!
かぼちゃファンの方は、秋のドイツがおすすめです^^
左は、なぜか Hokkaido ほっかいどう という名前のかぼちゃ。
甘くて繊維質が多くほくほくしています。
右はバターナッツといいます。
どちらかと言えば日本かぼちゃに似ていて水分が多く柔らかいのが特徴です。
日本とはちょっと違う、いもくりなんきん。
それでも秋はやっぱり、いもくりなんきん。
いただきます♡