ドイツのいろいろなミルク
牛乳だけじゃない!
ドイツで見つけたいろいろなミルクをレポートします。
◆Laktosefrei milch ラクトースフリーの牛乳
ラクターゼという、乳に含まれる成分を取り除いた牛乳。
飲んでみると、普通の牛乳に比べてかなり甘いです。
近年、ラクトースを身体が受け付けないという人が増えてきているそう。
日本でラクトース無しの牛乳を見かけたことはありません。
牛乳を飲むとお腹を下す人が多いとは何度も耳にましたが、だからといってラクトースが原因で牛乳を全く飲むことができない人は周りにいなかったので、ドイツのラクトース事情を知って驚きました。
ドイツの人びとは牛乳を日本の人以上に摂取するから反応しやすいのか、それとも一度に大量摂取しすぎているのか。
ラクトースフリーの牛乳を選ぶのは流行り、というような意見もあったりして。
◆Sojamilch 豆乳
日本でもおなじみの豆乳。
無調整のものもありますが、お砂糖と混ぜて味を調整されたもの、カルシウムが強化されたものなどが販売されています。
他にはバニラやチョコレート味も。
さすがに抹茶味はないようです(笑)
無調整の豆乳は日本のものとそこまで味に違いはありませんが、少し薄いように感じました。
◆Hafermilch オーツ麦ミルク
シリアルやオートミールなどで食べられているオーツ麦は、ミルクとしても活躍しています。
香ばしい甘さは子どもたちにも人気がありそう。
こちらも味の調整されたものが多く売られています。
◆Mandelmilch アーモンドミルク
炒る前のアーモンドの香りがするアーモンドミルク。
ナッツ好きにはたまりません!
ミルクからもアーモンドのビタミンEを摂れるのは嬉しい。
料理からお菓子作りまで幅広く活躍してくれそうです。
ただお砂糖やお塩を加えたものばかりで無調整のものをまだ見つけられていないので、リピートはしていません。
無調整のものをご存じの方はぜひ教えてください!
◆Reismilch ライスミルク
え、お米もミルクにしちゃう?!?!何でもありやな…
と初めて出会ったとき少しあきれてしまったのですが、よく考えると甘酒のようなもの。
ミルクという名前に惑わされました。^^
まだ試したことがないので、甘酒の代わりに頂いてみようと考えています。
牛乳がびっくりするほど安いドイツ。
低価格のもので、そのお値段なんと1000ml 50円ほど!!
牛乳を含む乳製品はドイツの食卓に欠かせない食材だと言えると感じます。
ちなみにドイツの牛乳をはじめて飲んだ時、その味に驚きました。
ものすごく濃厚だったのです!!
日本の牛乳は薄めているのかと疑ってしまうくらい。
一方で、健康上の理由で牛乳を飲むことができない人や、ベジタリアンやビーガンの人たちで牛乳を避けている人もたくさんいます。
そのような人たちにとって上記のようなミルクは、牛乳の代用になる貴重な食品。
カフェで働いていて、カプチーノを豆乳で、ミルクコーヒーをラクターゼフリーの牛乳で、と注文するお客さんは少なくありません。
栄養素を考えるとどれもそれぞれ違った栄養価を含んでいるはずなので、健康に問題がないならば、まんべんなく飲めば色々な味を楽しめるし身体にもいいし…
楽しみが増えそうです^^