お米をふっくら美味しく炊く方法。ドイツのトルコ米で挑戦!
お米が噛んでも噛んでも甘くない、、
柔らかいのにふっくらしない、、
そんなお米をふっくら美味しく食べたいわたしの報告です!
お米をふっくら艶々に炊くための 実験結果
お米150mlを、お水200mlで炊いたところ、お米が柔らかすぎてべちゃべちゃ、甘みも全くといっていいほど無かったので、ふっくらご飯を目指していろいろ試してみました。
※お米一合は150g、180mlです。
◆水の量を減らす
お水の量が多すぎたかな?ということでお水の量を減らしてみます。
まずはお米150mlに、お水150ml。
これでもまだべちゃべちゃ。
次にお米150mlに対して、お水を100ml。
お米は柔らかくて見た目はまだべちゃっとしているのに、食べると芯が残りました。
◆浸水させる
お米の吸水性が悪いのかな?お次は浸水に挑戦。
お米を研いでから水に浸けること一時間。
うーん、それでもやっぱりまだべちゃべちゃです。
3時間ほど浸水させても、同じような結果でした。
◆お酢を入れる
お米と、同じ量のお水、お酢を小さじ半分くらい鍋に入れて炊飯。
すると、なんと!お米がつやつやしているではありませんか!!
何も入れなかったときよりお米が光っていて、炊きたてを返すときも以前よりさっくりしゃもじを入れることが出来ました。
味は、使用したお米自体に味がなさすぎるからか、お酢の味が強めに残り少し酢飯のような感じにました。
甘みが全くなかったものに比べると、とても美味しい。
◆お酒を入れる
次は、お米と、同じ量のお水、お酒を小さじ半分くらい入れて。
こちらもお米がつやっと炊きあがりました。
でもお酢を入れたときに比べると少し艶は劣るように感じます。
お酒の味は全く残らないので、お酢の苦手な方はお酒から試してみるのも◎
◆最終兵器 炒り胡麻!!
お米を炊いてしまったけど美味しくない。
でもたくさんあるから食べないといけない。
そんなときは、炒り胡麻をふってみて下さい。
感動します!ご飯が突然絶品に!!
わたしは最初に炊いた甘みのなかったお米に、思い付きで炒り黒ごまをかけてみて、言葉の通り感激しました。
すぐに、郵送してくれた母にメッセージをこれでもか、と送りました。
まさに最終兵器です。(笑)
今回使ったのはこちらのトルコ米。
見た目は日本で食べるお米とほとんど同じで、米ぬかの香りもわたしの知っているあの香り!
これは日本米みたいなお米になるかもとうきうきして炊いたところ、、
期待とは裏腹に、全く別物。
噛むほどに甘みが増すあの感じは全くありません。
お米をバターなどで調理するトルコ料理ならばこれで良いのだと思いますが、おかずと一緒にお茶碗によそって食べるご飯はふっくら甘く食べたい!
これはトルコ米や外国産のお米に限ることではないと思います。
このお米は、わたしがドイツに来て初めて購入した粘り気のあるお米です。
それまでは、ぱらぱらとしてしっかり噛むことのできるロングコーンライスが好きだったので、日本米が恋しい~~~と思ったことは一度もありませんでした。
強いて言うならば、ごはんをよそうときにこんもりと盛れないので、見た目がよろしくないなあと思うくらい。
が!生姜焼きを作ってみたあの日、お肉を食べた後の口が、日本で食べていたあのお米の食感と味を楽しむ準備をしていたのです。
ロングコーンライスを口に入れた瞬間、あれ?なんか違う!と。(笑)
生姜焼きもロングコーンライスも、それぞれ美味しいのに何か違う。
そこでこのお米の購入と今回の実験に至ります。
食事の組み合わせは無限大ですが、舌が覚えているあの味の記憶は強烈だなあと実感した日でした。
これからも実験は続きます~