長粒米は短粒米よりダイエットに向いている?ドイツで出会った色々なお米。
ダイエットにはタイ米!などというような情報をちらほら見かけます。
あまり気にも留めていなかったのですが、もしかすると本当かも?と感じたので、わたしの人体実験を基にまとめてみます!
長粒米が短粒米よりもダイエットに向いているかもしれない理由
◆満足感がある
長粒米は短粒米に比べて粘り気が少なく、というより粘り気がほとんどありません。
お箸で食べることは到底不可能。
種類によってはしっかりとした歯ごたえのものもあります。
ということは、噛む回数が柔らかいお米を食べているときよりも断然増えるということ。
そうすると自然と食べるスピードもゆっくりに。
しっかり噛んでゆっくりと味わうことで満腹中枢が刺激されると言われています。
わたしは以前、長粒種だと満足できていたのに、短粒種に変えると同じ量でも満足感が低くなり、もっと食べたいと感じました。
◆消化がいい?
食事のあと、粘り気のある短粒米を食べたときよりも、ぱらぱらの長粒米を食べたときの方が、お腹が軽い。
長粒種のお米に慣れてしまうと、粘り気のある短粒種を食べたときにお腹にずっしりと来るものがありました。
柔らかい短粒米だと咀嚼回数が減ってしまったことも原因のひとつなのかもしれません。
ドイツで出会ったお米たち
◆ロングコーンライス Langkornreis
いわゆる長粒種のお米。
下の写真で右のお米です。
長粒米は基本的に研がずに炊き、お鍋で10分程度で出来上がり。
かなりぱらぱらとしていて玄米のようなしっかりとした噛みごたえがあります。
日本米のような甘みはありませんが、ほんのり香ばしい味がします。
価格は安価で、写真の商品は1kg100円以下で購入できます。
ドイツの人にもあまり人気はないようですが、わたしは個人的に食感も味も好みで美味しいと感じます。
残ったご飯を少しのお水を加えてお鍋で温めなおすときも、べちゃっとならないのが嬉しい。
◆バスマティライス Basmati Reis
こちらも長粒種のひとつ、インド料理に使われるお米です。
お米一粒一粒の食感は柔らかいですが、粘り気は全くなく、ぱらぱらふわふわとしています。
上の写真左で、パッケージにお箸が添えられていますが、なぜだか不明。
お箸で食べられる人がいるのだろうか。
ドイツではバスマティライスを好む人が多いそうです。
インド料理屋さんに行くと、ナンよりもバスマティライスを多く見かけます。
また家庭で炊くときは、お鍋に沸騰させた水に塩を少し加えて炊きます。
野菜スープストックを入れて炊き込みご飯風にすることも。
◆ナチュラルライス Natural Reis
精米されていない長粒米。
玄米のように少し茶色い色をしています。
白い長粒米よりは価格は高くなりますが、玄米のほうが健康的!という考えがドイツにもあるようです。
味はそれほど強くありませんが、噛むと香ばしさと甘みが少しあり美味しいです。
◆ミルヒライス Milchreis
デザート用に売られているこちらのお米。
短粒種の丸いお米ですが、日本米よりはかなり小さい粒です。
デザートにする際は牛乳と一緒に炊くので、Milch(牛乳) Reis(お米) です。
なんとも分かりやすい名前。
わたしは普通に食事として食べるために購入しましたが、吸水性が低いようでお鍋に入れてすぐに炊くとうまくお水を吸ってくれませんでした。
そんなときは1時間ほど浸水させておけば大丈夫。
◆トルコ米(短粒)
遂に出会った、日本米のような短粒種のお米!!
トルコ系のスーパーマーケットで買ったお米です。
粒の大きさも糠の香りも、日本のお米とほどんど同じ。
しかし、、、その日本米の見た目から、あの日本米の甘みとふっくらした食感を想像して口に運ぶと大間違いです。
味も食感も別物。
確かに粘り気はあるしお箸でつかむことができる(!!) のですが、柔らかすぎてふっくらとした感じが全くない。
味も噛んでも噛んでも甘みが来ない。
同じような見た目だけに口に入れたときのギャップが激しすぎました(笑)
このトルコ米を日本米のように炊くにはどうすればよいか、只今実験中です。
他にもいろいろなお米があるドイツ。
日本はお米の国だけれど、ドイツの方が色々なお米がある?!
じゃがいもだけではありません!!
わたしは家では、毎日毎食お米をいただいています。
お米好きな方もぜひドイツへ^^