喉が痛い!ドイツで喉風邪を引いたときの薬。
あなたの風邪はどこから?わたしは喉から。
朝起きて喉に違和感。やってもた~~~~!!
そんなとき、ドイツではどうするの?
◆カモミールティー
喉が痛いと訴えると真っ先に、カモミールティーを飲む?と言われます。
さすがハーブ先進国ドイツ。
ドラッグストアに行くと大きなハーブティーのコーナーに様々なお茶が売られています。
カモミールティーにはからだを温めたりリラックスさせたりする効果があり、子どものころから風邪を引いたらカモミールティーだそう。
◆ペパーミントティー
ペパーミントも風邪を引いたときに嬉しいハーブティー。
清涼感があるので香りを嗅ぐだけでもすっきりした気分になります。
暖かいお茶にするとその水蒸気とペパーミントの爽やかな香りが喉や鼻を潤してくれます。
ペパーミントには殺菌作用があるので、喉のイガイガした違和感には効果的です。
また消化を促進してくれる働きもあるので、風邪でお腹の調子が悪い時にも嬉しいハーブティーです。
新鮮なものが手に入れば、手作りハーブティーも。
こちらは友人が作ったミントティーです。
フレッシュミントと生姜のスライス、レモンを入れてお水かお湯を注ぐだけ。
好みではちみつを加えても喉を潤してくれます。
◆タブレット
ハーブティーで少し緩和されたように思ってもやっぱりかゆい、痛い、声が出ない、、、薬に頼りたい!
そんな時は、このような薬があります。
保湿と殺菌をしてくれるもので、ラムネのようなタブレット状になっています。
一粒口に入れて、噛まずに溶けてしまうまで舐めておくタイプ。
舌にのせるとシュワシュワとした泡になります。
こんなラムネ、子どものころ食べたな~と少し懐かしくなるかも?
まさにシュワシュワラムネのようですが、お砂糖は不使用です。
色々な味があるようで、薬局で薬剤師さんに、
「いちご、ぶどう、レモン、グレープフルーツ、どれがいい?」
と聞かれました。
わたしが選んだのはレモンです。
ぶどうだと甘すぎて逆に喉が乾きそう。
また薬剤師さんから、夜寝る前に口に入れて、タブレットを上あごにくっつけておくと効果が高い、とアドバイスをもらい試してみたのですが、、
息がしにくいのと朝起きたときに口の中に甘い味が残っていて不快感があったので、それからは日中に服用するようにしました。
◆番外編
日本だと風邪を引いたらお粥など消化に良いもの、大根、長ネギ、生姜などを使った優しい味付けの料理を思いつきます。
ドイツでは何が風邪にいいとされているの?と関心があったので友人に尋ねてみたところ、
「Hühnersuppe!!もちろん生姜もいいけど、Hühnersuppe は絶対!!」
そう、チキンスープ。
わたしとしては、何でチキンスープ??と疑問符がいっぱいだったのですが、調べてみると栄養面で根拠があるようです。
チキンスープは炎症の原因となる好中球をブロックし、スープに含まれるたんぱく質と亜鉛が炎症を軽減してくれるとのことです。
国や地域によって色々な方法があるのは面白い!
一度チキンスープを作ってみようと思います。
まずは元気なときに、、、