ドイツ果物レポート Kaktusfeige カクトゥスファイゲ
カクトゥスファイゲ、、、?
10月になって、果物屋さんにパッションフルーツのような果物が並び始めました。
秋なのにパッション?でも今まで見なかったから秋の果物に違いない。
こちらの写真でバナナの下に売られている果物がカクトゥスファイゲです。
日本では出会ったことがありません。
お店の人に食べ方を聞くと、皮を剥いて、とぶっきらぼうな返事が返ってきて、少々心配なわたし。
一粒の大きさは、片手で楽々握ることができる丁度いいサイズ。
皮にとげのようなものが付いているので注意です。
包丁で半分に切ってみると、、、
この通り!!
とても鮮やかなピンク色です!いかにも甘そう!!
さっそくいただきます^^
実は食感はメロンのような食感です。
ぶどうの種より少し大きくて固めの種がたくさん入っています。
ぷちぷち、というよりむしろ、ごりごりという感じ。
味は、ラフランスとりんごの間のような?でも後味はスイカのような味もします。
見た目から予想していた甘さよりは糖度が低めですが、中心の部分が特に甘くてお砂糖のよう。
きれいな色も程よい甘さも、美味しい果実でした。
ドイツ語の Kaktusfeige は、サボテンイチジクという意味です。
いちじくと聞くと、秋の果物だということも納得できる?
でもこのパッションな見た目からは、どうしてもドイツの寒い秋を想像できない、、
いちじくといってもいちじくの味とはかけ離れています。
最近、意識して毎日果物やさんの前を通るようにしています。
季節を感じるためと、旬の果物や野菜を逃さないようにするため(笑)
今日はさっそく新しい秋の味を発見!
食べもので視野も世界が広がるな~と感じる秋でした。